問題0073 日本史B 古代

投稿者: | 2022年6月3日

【今日の問題】

飛鳥時代の寺院の伽藍配置について述べよ。

10秒以内に答えを頭の中で思い浮かべよう。

1秒

2秒

3秒

4秒

5秒

6秒

7秒

8秒

9秒……

10秒、経過。

【解答】

飛鳥時代の代表的な寺院としては、蘇我馬子が建立した飛鳥寺(法興寺)、聖徳太子が建立した四天王寺、法隆寺の三つがあげられる。

そのうち、四天王寺、法隆寺は、回廊に囲まれた中に塔と金堂が一つずつあり、法隆寺式の場合は、塔と金堂が横並びになっているのに対して、四天王寺式は、塔と金堂が縦に一列に並んでいる。また、講堂が回廊と一体化しているのも特徴である。
それに対して、飛鳥寺式の場合は、回廊に囲まれた中に塔が一つ。塔を三方から取り囲むように金堂が三つ配置されている。

飛鳥寺式の伽藍配置は、高句麗の清岩里廃寺(金剛寺)、定陵寺の形式を受け継ぐものとされている。

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●著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

 大滝 七夕
 新潟県村上市出身。『大滝七夕』は、ネット小説・著作限定のペンネームで本名や作家名ではない。
 法学部在学中から資格試験の勉強を始め、宅建、行政書士、司法書士の資格試験に独学で一発合格。大学卒業後は、都内の行政書士事務所、法律事務所等に勤務する傍ら、法律雑誌の記事や小説を執筆。その後、某新人賞に応募して、作家デビュー。法律知識と実務経験をもとにしたリーガルサスペンス、ファンタジー、武侠小説などを執筆している。
 歴史小説も執筆しており、日本史、世界史の造詣も深い。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)