民法67 判例六法 これで民法が解けなければあきらめてください!

投稿者: | 2022年5月24日

★今日の問題★
次の記述の正誤を答えよ。

不動産の買主が、売買代金を支払わないままこれを第三者に譲渡した場合には、売主は、第三者からの不動産の引渡請求に対して、未払代金債権を被担保債権とする留置権の抗弁権を主張することができる。

10秒で考えよう。よーいドン!

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★今日の解説★

正しい。
 設問のような事例で判例は、売主による留置権の行使を認めている。
 なお、第三者は、土地建物の所有権を取得したにとどまり、買主が支払うべき残代金債務の支払義務を負つたわけではないが、このことは売主の留置権行使の障害となるものではない。とされている。(最判昭和47年11月16日)

これで民法が解けなければあきらめてください!
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 本書の最大の特徴は、解説が、「会話文形式」になっていることです。
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 つまり、本書の会話文を追うことで、「ベテランの講師から民法問題の解き方の個人レッスンを受けている」のと同様の効果が得られます。

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