★今日の問題★
次の記述の正誤を答えよ。
不動産の二重売買において、第二の買主のため所有権移転登記がされた場合、第一の買主は、第二の買主の不動産の所有権に基づく明渡請求に対し、売買契約不履行に基づく損害賠償債権をもつて、留置権を主張することができる。
10秒で考えよう。よーいドン!
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★今日の解説★
間違い。
売買契約不履行に基づく損害賠償債権はその物自体を目的とする債権がその態様を変じたものであり、このような債権はその物に関し生じた債権とはいえないので、不動産に対する留置権を主張することはできない。(最判昭和43年11月21日)
これで民法が解けなければあきらめてください!
ライトノベル小説・会話文で読む民法問題&解説シリーズ
【これで民法が解けなければあきらめてください!】ライトノベル小説・会話文で読む民法問題&解説1【行政書士・宅建士試験・公務員試験対策】 法律入門個人レッスン
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本書の最大の特徴は、解説が、「会話文形式」になっていることです。
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