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★今日の問題★
次の記述の正誤を答えよ。
保証人に対する関係における債権者の担保保存義務を免除し、保証人が民法第五百四条により享受すべき利益をあらかじめ放棄する旨の特約は、有効である。
10秒で考えよう。よーいドン!
1秒
2秒
3秒
4秒
5秒
6秒
7秒
8秒
9秒
10秒
★今日の解説★
正しい。
判例も「保証人に対する関係における債権者の担保保存義務を免除し、保証人が民法第五百四条により享受すべき利益をあらかじめ放棄する旨を定めた特約は有効である」としている。(最判昭和48年3月1日)
※参考条文
【改正法】
(債権者による担保の喪失等)
第五百四条 弁済をするについて正当な利益を有する者(以下この項において「代位権者」という。)がある場合において、債権者が故意又は過失によってその担保を喪失し、又は減少させたときは、その代位権者は、代位をするに当たって担保の喪失又は減少によって償還を受けることができなくなる限度において、その責任を免れる。その代位権者が物上保証人である場合において、その代位権者から担保の目的となっている財産を譲り受けた第三者及びその特定承継人についても、同様とする。
2 前項の規定は、債権者が担保を喪失し、又は減少させたことについて取引上の社会通念に照らして合理的な理由があると認められるときは、適用しない。
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□ 判例問題の解き方を会話文形式で解説する画期的な問題集です!
本書の最大の特徴は、解説が、「会話文形式」になっていることです。
講師役の桜咲胡桃(司法試験合格済みの司法書士)が、生徒役の宅本建太郎(宅建すら合格していない)に個人レッスンするという設定で、話が進みます。
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□ 問題を解くだけで判例六法を丸暗記するのと同じ効果!
本書に掲載している問題は、「【司法試験入門・司法書士・行政書士試験対策】民法判例 肢別100問ドリル 暗記カード式判例問題集」シリーズから選抜しています。
この問題集は、繰り返し解くことによって、判例六法を丸暗記することを目指したものです。
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本書のシリーズは、上記のシリーズの問題から、特に重要な問題を選抜して詳細に解説しました。